東谷護(現教員)共著
2016年2月10日 勁草書房
定価:2,800円+税
ISBN 978-4-326-65398-0
表現史、歌詞、時代の音、米軍基地、音楽制作者側への聞き書き・・・ ポピュラー音楽を文化装置として分析する研究の新たな可能性。(帯より)
序章 ポピュラー音楽をいかに捉えるか
Ⅰ 作り手の意図に迫る
第1章 作り手は表現の工夫をいかにしたのか──日本のポピュラー音楽表現史構築にむけて
第2章 歌詞はどのように紡がれたのか──新たなる歌詞研究にむけて
第3章 詞作のこころは探れるのか──阿久悠にみる原風景としての父
Ⅱ 音楽システムを読み解く
第4章 「時代の音」が呼び覚ます風景──ブラスサウンドを手がかりとして
第5章 米軍基地がポピュラー音楽に与えた衝撃──日韓の米軍クラブにおける音楽実践の比較
から考える
第6章 米軍クラブショーにみるローカリティ──韓国「米8軍舞台」にみるKPKの特異性
Ⅲ 作り手の思いを引き出す
第7章 バンドマンは戦後をいかに歩いたか──バンドマン・高澤智昌の語り