日 時:平成27年6月20日(土)14時半~
講演者:橋爪 謙一郎(11法B)
会 場:成城大学 8号館 008番教室
【講演概要】
大切な人を亡くしたとき、今までとはちがった感情の浮き沈みや、今まで好きだったことに、全く興味も持てなくなったり、周りの人は自分のことをまったくわかってくれないと思った体験をしている人がたくさんいると思います。あまりにもいままで体験したことのないことを体験することになるため、「自分はおかしくなったんじゃないか?」と思っていることと思います。
この講義を聴いて、どうして自分がこんな状態になるのかを知ることによって、今自分が体験していることは「全然おかしくない」「これは自然なことなんだ」ということが納得でき、そして少しでも心が軽くなるお手伝いができたとしたら、うれしく思います。
【講演者プロフィール】
1991成城大学法学部卒。ぴあ(株)に3年間勤務。
1994年に渡米しピッツバーグ葬儀科学大学入学。その後ジョン・F・ケネディ大学大学院にてトランスパーソナル心理学を専攻しグリーフケアの修士号を取得。同時に全米国家資格であるフューネラルディレクター、カルフォルニア州エンバーマーライセンスを取得し、2001年に帰国。
2004年に(有)ジーエスアイを設立。
現在はエンバーミング事業のほかグリーフサポート事業として企業の人材教育や、コンサルティング、一般向けセミナーの提供、講演活動などを行っている。アメリカでの葬祭業における実務経験と知識を持つ、グリーフサポート及びエンバーミング普及の第一人者。
著書に「エンバーマー」(祥伝社)、『お父さん、「葬式はいらない」って言わないで』(小学館新書)。