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渡辺洋一(20文II)著
2013年2月 K&Kプレス
定価:3,500円+税
ISBN 978-4-906674-51-0

-筆者より-

我が国は、現在、内憂・外患、誠に大きな問題を抱え、歴史上の重大な分岐点に立たされて居る。

歴史とは、現在と過去との対話であり、未来への一里塚とも云われる。
しかし、歴史は往々にして、勝者が書いたものが中心で、真実が語られていない場合が多い。

大航海時代、コロンブスがカリブ海に出現して以降500年余りの近代史は、世界の“文明開化”の時代と
云われているが、実は白人列強諸国による、残虐非道の“弱小民族侵略”の歴史そのものであった。

その結果が、現在世界多くの国々の“貧困と混乱”に繋がっているのである。

又、軍事覇権主義の中国は、白人列強による過去500年間の“弱小民族侵略”を学習し、
その強大な軍事力により、近隣諸国、アジアを制覇し、我が国にも迫りつつある。

ところが、多くの我が国の政治家たちは、この機に当たっても、党利党略に走り、国家百年の計を図る者は居ない。
財界は利潤追求の“中国投資”に明け暮れて、国内産業は空洞化してしまった。
又、特に問題なのは、マスメディアは真実を語らず、利敵行為すらしているように思えることである。
従って、国民の多くはこの国家的危機に全く気づいて居ない。

筆者は、以上500年余の“近代史の真実”と“日本の危機”の切迫を15年かけて、調査分析し、
多くの日本人の目を覚まさせたいと思い、日本国民が一致団結立ち上がらなければならないと、
ペンを走らせたのである。