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寄稿者:酒井(前田)浩子(7文D)

「母校での講演とは、テレますねー」と話された後藤氏。
ご自身で撮られた美しいカラー写真と共に、熱く語って下さいました。

「・・・郷土料理とは、それぞれの家に伝わる料理を通して地域の人々が、
 その土地の食物、水、塩、米、そして智恵を使い、
 残された料理が次の世代へつながれている文化、味です・・・・・」

後藤氏のお考えです。

後藤氏は、日本の風土や気候、そこに残された郷土料理をご自身で体験され、味あわれて、
そこにご自身の味覚と味に対する強いお気持ちがお話に加わり、
楽しく、もっと色々な場面や感じられた事を伺ってみたいと思われる講演をして下さいました。
特に神に供えるハレの日の食物、習慣というテーマのお話は、興味深く、あっという間の2時間でした。