寄稿者:内田(長渡)智子(27文A)
小泉凡さんが、成城の教壇に戻って来てくださいました。
講演の前半は、小泉八雲の曽孫として生まれ育った瀬田周辺の思い出や、
アメリカのハーン旧居を訪れた時のことなどが、画像で紹介されました。
子供時代は曾祖父についてあまり関心がなかった凡さん。
しかし、23歳頃「小泉八雲を現代に生かす」という新しい視点から研究しようと決意。
八雲が関心を寄せていた「目に見えない世界」や「共生」というテーマを、
子供の情操教育や現代社会の問題解決にどう生かすか。
凡さんは島根県立大学短期大学部教授として、
これらの貴重な遺産の活用について学生たちと研究されていると伺い、改めて八雲に強い関心を持ちました。
終了後は、懐かしい同窓生との再会。
濃い醤油味の蕎麦が恋しくて、帰京すると真っ先にお店に寄るというお話で盛り上がりました。
凡さん、皆で松江のゴーストツアーに伺います。