開催日：2024年5月19日(日)
会場：グランファミーユ・シェ松尾　成城コルティ店

成城大学法学部でフランス語を専門に教鞭を執られていた金沢公子名誉教授が、５月に米寿を迎えられたので、成城学園前のレストランにてお祝い会を開催しました。

金沢先生との出会いは、私達が入学当初にフランス語を第二外国語として履修したことがきっかけでした。まだ高校卒業したばかりの私達は、大学に馴染めるか、授業についていけるか等、不安と緊張でいっぱいでしたが、先生が優しく一人ひとりに寄り添い、成長を後押ししてくださいました。

とてもフレンドリーな先生なので、語学に留まらず、フランスの芸術、食、ファッション、文学にも興味が広がり、毎週の授業が待ち遠しかったことを今でも懐かしく思います。先生のお父様は東京大学名誉教授のフランス文学者として有名な井上究一郎さんです。そのため、先生を通じて、自分らしく生きる大切さや自己表現の大切さなど様々なことを学びました。

先生は、2003年以降フランスのアルザス成城学園で教鞭を執られ2007年にご退任されたので、私達が大学での最後の生徒となりました。今でも、いつも見守ってくださり、先生の優しく穏やかな笑顔が励みになります。これからも健康で明るい金沢先生でいてくださいますよう、お祈り申し上げます。
都留 沙央里（25法D）

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入学当時、先生の研究室にて