第56回講演会 成城学びの森共催
【リアル講演とオンライン講演】
石川 登 氏「世界を説明し、人々を理解する ―地球を実験室として―」
日 時:2023年12月2日(土)15:00~16:30(受付14:30より)
会 場:リアル講演 成城学園中学校高等学校 001教室
オンライン講演 Zoomウェビナーを使用したライブ配信
講 師:石川 登 氏(1980年成城学園高等学校卒)
文化人類学者・京都大学教授
申込み:お申込フォームにて事前登録 お申し込みは終了しました。
申込締切り:リアル講演・オンライン講演ともに
2023年11月27日(月)17:00
【講演要旨】
マレーシア、インドネシア、ペルー、日本などで、文化人類学の研究をしています。講演では、フィールドワークを通して自分の目で見て考えたことをお話したいと思います。たとえば、「国境」はどのように引かれ、人々はいかに「国民」になるのか。世界の「山地」と「平地」の関係や国家の力の及ばない空間について。ボルネオ島の熱帯雨林と日本の森林や家の関係。世界を説明し、人々を理解するために現地調査を続けています。
【講師プロフィール】
石川 登 京都大学東南アジア地域研究研究所教授
1962年生。成城学園で初等学校から高校まで学ぶ。
ニューヨーク市立大学大学院センター博士課程修了(Ph.D. 人類学)。
主著に『境界の社会史:国家が所有を宣言するとき』(2008)(樫山純三賞)、Between Frontiers: Nation and Identity in a Southeast Asian Borderland (2010)、Anthropogenic Tropical Forests: Human-Nature Interfaces on the Plantation Frontier (2019)などがある。