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花輪莞爾(6E) 著
2006年1月 ウチヤマ出版
定価:4,000円(本体3,810円)
ISBN 4-903391-00-0

-推薦の辞-大岡昇平(1文乙)
花輪さんはこれまでにいく度か、芥川賞候補になった。
その作風に敬服した私は、その都度推してきた。
ここには現代の日常生活の間隙から吹き上げる、
人物、動物の本性を、悪夢に似た挿話の形で捉えている。
ふとわが身を省みると、ぞっとするような、こわい話ばかりである。

椎名誠氏のつぶやき・・・(集英社文庫、椎名誠「フィルム旅芸人の記録」より)
花輪莞爾の『悪夢小劇場』(新潮文庫版)をずっと読んでいく。
面白い。
僕の時おり書く日常的異常小説路線とかなり近いので、
大いに刺激を受ける。
ぼくよりはるかにうまいのがくやしい。

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