― 参加者感想 ―
武田恭宗先生によるご講演は、成城教育に対する重要な提言だったが、決して難解な教育論ではなく、ご自身の長年の教育実践に基づいた、分かりやすく、とても説得的な教育論であった。
武田先生は、成城学園の先生たちは、教育研究にプライドを持って、どんどん外部と他流試合をやるべきだと仰っていた。先生のお話からは、施設や器材を揃えることだけではなく、人を育てること(その環境があること)が非常に大事なのだということを、改めて教えられた。
学園が魅力的な先生で溢れ返れば、子どもたちが身につける「小さな宝物」は無限に増えてゆくに違いない。
そんな学校になるように、自分の立場でできることを少しずつやっていかなければと、第2世紀の学園に籍を置く者として改めて強く感じた次第である。 T.A